日本企業が米国に上場する際、ストラクチャーの選択は資金調達の方法そのものを左右する。代表的なのはADR(米国預託証券)、ケイマン籍を用いた再編、そして株式会社(KK)のままの直接上場だ。
Micware(MWC)はADR方式、LogProstyle(LGPS)はKK直接上場、TEN Holdings(XHLD)は米国内国企業としてのS-1を採用した。Metros(MTRS)のようにKK直接上場を選ぶ企業も増えている。
それぞれにトレードオフがある。ADRは投資家に馴染みがある一方で預託機関のコストが生じ、KK直接上場は構造がシンプルだが米国投資家への説明負荷が高い。最適解は、調達規模・株主構成・上場後のIR体制によって変わる。
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