← 戻る
IPOモニター

日本企業のNasdaq IPOモニター——申請中の案件・提出状況・上場後株価

日本企業は、米国NasdaqやNYSEへの上場申請を続けている——市場に到達した銘柄の多くが公開価格を大きく下回って取引されているにもかかわらず、である。本モニターはその両面を追う。いま何がカレンダーに載っているか(SEC提出済みの銘柄)と、すでに上場したコホートが実際にどの水準で取引されているか、である。

カレンダー

発行体 / 事業調達額 / 市場価格帯 / 株数状況 / 提出主幹事
Onodera (Sushi) (ONDR)
日本
~$8.0M
NYSE American
$7.00–8.00
1,066,667
提出済
2023.12.27
ThinkEquity
—
Libera Gaming (LBRJ)
日本
~$6.0M
Nasdaq
—
1,500,000
提出済
—
Boustead
SECにF-1提出済、Nasdaq上場は申請中(未上場)
Seahawk Recycling Holdings (SEAH)
日本
~$31.3M
Nasdaq
$4.00–6.00
6,250,000
提出済
2025.09.25
Cathay
—
Gates Group (GTSG)
日本
~$6.0M
Nasdaq
$5.50–6.50
1,000,000
提出済
2024.11.08
Loop Capital
—
Koei Group (KOEI)
Industrials
~$19.0M
Nasdaq
—
—
提出済
2026.06.29
Roth Capital
リサイクル・産業廃棄物処理の日本持株会社(日本・シンガポール・タイ・米国に子会社)。2026年6月F-1提出。引受手数料7.0%+新株予約権5%。
TY AM Group (TYAM)
Real Estate
~$18.8M
Nasdaq
$4.00-6.00
3,750,000
提出済
2025.12.19
D. Boral Capital
日本の住宅不動産の販売・マーケティング支援。2025年12月F-1提出、2026年2月に条件決定。
Amatuhi Holdings (AMTU)
Health Care
~$24.0M
Nasdaq
$7.00-9.00
3,000,000
提出済
2025.09.15
Spartan Capital
日本で障がい者向けグループホームを運営。2025年9月にS-1提出。
Nihon Shintatsu (JSTT)
Real Estate
~$18.8M
Nasdaq
$4.00-6.00
3,750,000
提出済
2025.09.04
Spartan Capital
インバウンド需要に着目した不動産事業。2025年9月にF-1提出。

パイプラインは実在するが層は薄い。多くは1,500万〜3,000万ドル規模、$4〜6のレンジで価格決定される——日本発Nasdaqコホートを定義してきたのと同じ形だ。小規模調達、薄いフロート、リテール向け引受会社。リサイクル系(KoeiやSeahawk)が相対的に大型で、残りは不動産・サービス業が取引所基準を満たす最低限を調達する。

コホートの現在地

JP→米国 IPO マーケット・スナップショット
19
上場・取引中
▼-78.6%
公開価格比・中央値
1/19
公開価格超
8
申請中

米国市場で取引される日本企業19社は、公開価格に対して中央値・約-79%で推移。公開価格を上回るのは1社で、最上位はPicoCELA(PCLA、+66%)。最大の下落はAdvasa Holdings(ADBT、-99%)。なお8社が申請中。

これは米国上場を否定する話ではない。基準確率を手にしてから入るべきだ、という話だ。パイプラインは発行体が依然この経路を選ぶことを示し、コホートはその後に多くがどうなるかを示す。両方の数字が、同じページに載るべきである。

データは情報提供のみを目的とし、投資勧誘ではありません。