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解説 / Analysis

なぜ日本のマイクロキャップはNasdaq上場後に下落するのか

Why Japanese microcaps fall after their Nasdaq debut

日本企業のNasdaq上場は、ここ数年で着実に増えた。しかし上場の達成と、上場後の株価維持はまったく別の問題である。当社が追跡する案件では、上場後に公開価格を大きく下回るケースが目立つ。

たとえばWarrantee(WRNT)やNoco noco(NCNC)は公開価格から大幅に下落した一方、PicoCELA(PCLA)のように上場後に上昇した例もある。差を生むのは事業の質だけではない。フリーフロートの小ささ、上場後の流動性、そして英語での継続的なIRの有無が、米国投資家の関心を左右する。

Medirom(MRM)のように早期に上場した企業ほど、上場後の長い時間軸でこの課題に向き合ってきた。要点は明快だ——上場はゴールではなく出発点であり、上場後のIRと流動性設計を初めから組み込んだ企業ほど、株価を維持しやすい。

本稿の数値は最終同期時点のサンプルであり、確定値はSEC EDGARの開示書類と突合のうえ更新する。

データは情報提供のみを目的とし、投資勧誘ではありません。